毒を持つ生き物は、とても、怖く、恐ろしいものですが、なぜか興味をそそられますよね。
私たちも、なぜか、もうどく展に吸い込まれるように中に入ってしまいました。
そこで、もし猛毒を持つ生き物に遭遇しては非常に危険なので、まずは相手を知る事から、ご自身の身を守っていきましょう。
モウドクフキヤガエル 絶滅原因は3つ!
モウドクフキヤガエル 絶滅原因①生息地の減少
モウドクフキヤガエルは、コロンビアの太平洋岸に広がる熱帯雨林のごく一部にのみ生息しています。しかし、この限られた生息地が急速に失われつつあります。
要因が以下のように3つあります。
- 森林の伐採
- 都市開発
- 農地への転換
このような人間の身勝手な活動によって、モウドクフキヤガエルが生息できる環境が急速に縮小してしまっています。とても悲しい事実ですね。
モウドクフキヤガエル 絶滅原因②生態系の変化
熱帯雨林の減少は、単に生息地の面積を減らすだけでなく、生態系全体のバランスを崩します。
- エサとなる昆虫の減少
- 水質の悪化
- 気候の変化
これらの原因により、モウドクフキヤガエルの生存に深刻な影響を与えています。
モウドクフキヤガエル 絶滅原因③地球温暖化
地球温暖化による気候変動も、この種の生存を脅かす要因の一つです。温度や湿度の変化は、繊細な両生類の生理に大きな影響を与える可能性があります。
モウドクフキヤガエルの生息環境はどのようなもの
モウドクフキヤガエルの生息環境は以下のような特徴を持っています:
- 南米のコロンビアの太平洋岸に広がる熱帯雨林に生息しています。
- 特に限られた地域にのみ分布しており、生息範囲が非常に狭いです。
- 湿度が高く、年間を通して温暖な気候の熱帯雨林環境を好みます。
- 地表近くの低木や草本の葉の上、または地面近くで生活しています。
- 昆虫類やクモ類などの小動物が豊富に生息する環境を必要とします。
- 清浄な水源へのアクセスが必要で、繁殖のために小さな水たまりや湿地を利用します。
このように、モウドクフキヤガエルは非常に特殊で限定された生息環境を必要とする種です。
そのため、生息地の減少や環境の変化に対して非常に脆弱であり、保全が重要な課題となっています。
モウドクフキヤガエルの保全活動
モウドクフキヤガエルは現在、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧(EN)」に分類されています。また、ワシントン条約の附属書IIにも掲載され、国際取引が規制されています。
保全活動が行われていますが、生息地の保護と回復が最も重要な課題となっています。熱帯雨林の保護と持続可能な土地利用の推進が、この種の存続には不可欠です。
モウドクフキヤガエル
フキヤガエルの体長は約4cm程度で、鮮やかな黄色や橙色の体色が特徴的ですよね。猛毒の生き物の代名詞かというくらい、最近は良く見かけるので、動物に鈍い私でも、分かるようになりました。
コロンビアの太平洋沿岸の熱帯雨林に生息し、限られた地域にのみ分布する固有種として、珍しい生き物です。
フキヤガエルの毒性
世界で最も毒性の強い脊椎動物の一つとされ、体表から分泌される毒素はバトラコトキシンと呼ばれます。人間にとって致死量は僅か2マイクログラムとされ、これぞまさにすごい猛毒カエル!
フキヤガエルの毒の使い道
主に捕食者から自分の身を守るための防御手段として、毒をまとっています。現地の先住民は、この毒を吹き矢の先端に塗布して狩猟に利用していたことから、フキヤガエルと名付けられました。
フキヤガエル毒の元
餌となる昆虫から毒を蓄積しています。飼育下では毒性を失うと言われています。ということは、もうどく展にいるフキヤガエルは、ただの可愛い黄色カエルかもしれませんね。毒は、バトラコトキシンと呼ばれます。
フキヤガエルの毒の影響
体内に入ると、筋肉を収縮させ、心臓発作や呼吸困難を引き起こし、重篤な場合は死に至ることもある。
フキヤガエルの生態
昼行性で、地上で活動しています。私がもうどく展で見たときも、飼育員さんから白い小さな昆虫をもらって、食べたりして、活動している様子が見れました。
フキヤガエルは絶滅危惧種
生息地の破壊や違法な捕獲により、個体数が減少傾向にあります。IUCNのレッドリストで絶滅危惧種に指定されていて、保護してあげねばならないのです。
フキヤガエルは、その強力な毒性と鮮やかな体色から、研究者や自然愛好家の間で注目を集めています。しかし、その希少性と生態系における重要性から、保護の必要性が高い生物でもあります。
毒サザナミフグ

猛毒生き物トラフグ
サザナミフグって、そもそも、顔がお怒りモードで、見てるだけでも、怖い!実際、強力な毒を持つことでも有名な魚です。
サザナミフグは、太平洋の西部やインド洋に生息しています。
毒がある部位
毒は主に肝臓や卵巣、皮膚などの内臓に集中しています。筋肉(身)にはほとんど毒がありません。
毒の作用
テトロドトキシンは神経系に作用し、麻痺や呼吸困難を引き起こします。重症の場合、死に至ることもあります。
毒の作り方
サザナミフグ自体が毒を作るのではなく、餌として食べる生物から毒を蓄積すると考えられています。
日本では、サザナミフグは「河豚は食いたし命は惜しし」という言葉があるほど、危険性と美味しさを兼ね備えた食材として知られています。
サザナミフグは美味しさと危険性を併せ持つ魚として、日本の食文化において特別な地位を占めています。しかし、その調理には細心の注意と専門的な知識が必要になってきます。
美味しいものには毒がある。。
毒サザナミハギ
ダイビングスポットで良く見かける魚の一つです。生息域は、太平洋西部やインド洋です。毒のある部位は、筋肉や内臓となり、体全体に毒素があります。
ニザダイ科に属する魚であり、全長約18cm程度。体色は変化し、のんびりしているときは白っぽく、警戒時は黒っぽくなる傾向があります。
藻などを食べる魚であり、集団で行動することがあり、特に産卵前の栄養摂取時期に藻を多く食べます。集団化することで、スズメダイなどの攻撃的な魚からの防御を図ったりもする。
サザナミハギの生息域
主に浅い海域に生息していて、リーフエッジやリーフ上の10m以浅の場所でよく見られる。
毒に関する情報
サザナミハギ自体が毒を生成しているわけではなく、食べている藻類が毒の原因となっている。シガテラ毒の原因物質の一つであるマイトトキシンの名前の由来となっている。
マイトトキシンってなに?
海産毒素の一種であり、タヒチでは「マイト」と呼ばれており、この名前がマイトトキシンの由来となっている。マイトトキシンは、サザナミハギから抽出された有機化合物の毒です。
サザナミハギは、直接毒を持っているわけではありませんが、食べた藻を通じて毒性物質を蓄積する可能性があるため、食用としては避けるべき魚です。
もうどく展で猛毒キャンデーが購入できる!
もうどく展オリジナルの、ドックドク★キャンディ付きチケットを買うと、猛毒キャンディを手に入れることができます。
ドックドク★キャンディ付きチケットは900円です。
通常は、900円
通常入場価格 | 600円 | – |
入場+キャンディ付 | 900円 | – |
水族館チケット提示 | 400円 | 200円お得 |
前売り入場キャンディ付き | 850円 | 50円お得 |
当日入場+水族館券提示 | 700円 | 200円お得 |
生き物が持つ毒ってそもそも何?
生物が持つ毒について、以下のように説明できます:
まず、毒の定義は、生物が作り出す化学物質で、他の生物の生命活動に悪影響を及ぼすものです。
実に毒には、とても奥深さがあります。
毒には生成には、2通りあり、生物自身で、毒を作りだす毒。それと、捕食した獲物から毒を得て、自分の体内に蓄積していく方法とがある。
毒の目的は、外敵から身を守るため、それと餌を効率的に捕獲するための2つがあります。
毒は自然生態系での「食う-食われる」の厳しい生存競争の中で、進化の過程で獲得されたものです。
毒は、生物の種類や生態によって、毒の種類や使用方法が多様化し、実に多種多様です。
生物が持つ毒は、単なる攻撃や防御の手段だけでなく、生態系のバランスを保つ上で重要な役割を果たしています。その研究は、生物の進化や生態系の理解に貢献するだけでなく、新たな薬剤開発などにも応用される可能性があります。
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